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長州戦争 野口武彦

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四国地方出身なら是非読んでおくべき本。自分の地元のことがこんなに書いてあるといいですね。

長州戦争から大政奉還の頃の話を長州戦争を中心にいきいきと書いてあります。読んだら、自分も何かしなければとう気になりますね。

兵は凶器なり。用を審らかにせざるべからず 韓非子
兵は不吉であり、使い方を間違えてはならない。

古代中国の戦国時代(秦・楚・燕・斉・趙・魏・韓)に、韓の公子 韓非子が、武力の使い方を間違えるなと秦の始皇帝を説得した言葉。(結局は失敗)

慶応とは、「文選」にある、「慶雲応に輝くべし」という句からきた。

慶応2年1866年1月薩長密約
4月に薩摩から幕府に、「凶器はみだりに動かすべからずの大戒もこれあり」と、韓非子の言葉を使って幕府に第二回長州征伐に同行しないことを通達した。

戦争の反対は平和ではなく外交。


新京(今の長春)でおきた、共産党と国民党のにらみ合いに翻弄され死んだチャーズを体験者が書いた貴重な本。チャーズは共産党の恥になるので、中国では公表されておらず、生き証人が事実を紐解いて残しておかないと今になくなってします。こういう本が今は絶版というのはおかしな話。

著者は恵まれた環境にいた方だから何とか生き延びられたが、これは特殊なケース。中国人も含めてたくさんの人は死んだ。生き延びた人の方がまれ。

チャーズに至る前までのところで、
防空壕に雨水と一緒に巻き込まれて死んだ子供の話はあまりにもかわいそうだ。

中国に行く人は、是非とも読んでおくべき一冊。

けっこう右よりの本でした。
これはこれとして読んでおいて損はないと思いますが、バランスが大事。


近代史はほとんど教えてくれる人がいないので、とても参考になります。

日露戦争から始まり、太平洋戦争、東京裁判を経て、吉田茂、岸信介、池田勇人、佐藤栄一内閣あたりで終わっています。その後も読みたいところですが、その後は今起こっていることで歴史になっていないということで、書いてありません。

一度は目を通しておいて損はない本。

 

 

2011年7月

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